受け継ぐ

目盛彫刻

弊社の仕事の中で、一番やりたくないものの一つに

目盛彫刻と言うものがあります。

 

お客様から支給して頂いたものに

彫刻をし、

メッキ加工をし、

色入れをして拭き取るといった内容のものです。

 

もともと会長(父親)が、東京から長岡に教えにきた

技術でもあります。

 

簡単に言うと、金属製の筒状の周りに彫刻をしていくものです。

それを、10等分、20等分、50等分、100等分などの等分で彫刻します。

100等分は、100本線を彫り数字を何箇所かに入れるものです。2-3

 

それを機械とは言え、手動で動かすものなので、限りなく手作業。

正直、気が遠くなります。

休まずにやってると目がおかしくなってきます。

たまに、何をやってるかわからなくなる気がします。

 

一個に一時間くらいかかってたので、5個で5時間

セットやら刃物を研ぐ時間を入れたらほぼ一日仕事。

割に合わないなどと思いながら…

 

単純にスピードが遅いだけです。

会長であれば半分くらいで終わります。

 

でも、年も年ですし流石に任せてばかりいては申し訳ないので

代表(私)がやるから任せて欲しいと言ってしまいました。

 

内心ドキドキではありましたが、何とかなるかなくらいの気持ちで挑みました。

 

思いっきり教えてもらいながらではありますが。

 

何故か、教え方が妙に優しい。

昔なら考えられないくらいになどと思いながら

 

やはり自分がやってきたことは、

伝えてていきたいと感じるものなのだろうかと思いつつ彫りました。

 

そして、いざ終わってみたら以前よりやれる気がしたのは不思議です。

もしや少しは、成長したのだろうか?

ちょっとは度胸がついたのだろうか?

レベルアップでもしたのだろうか?

 

つい最近まで、学生に間違えられてるような代表(私)

ではありますが、すこしづづは進歩してるのかもしれないと実感できたのは

とても有り難く思います。

 

今後も受継いでいくかどうかはわかりませんが、

手作業の仕事というものも悪くはないものだと感じます。

 

手間は掛かるし、正直儲かる仕事でもありませんが

無くなるのも寂しいように思います。

 

でもまた日が経てば、またやりたくないって思っているんだろうなとも思います。

 

まだまだこの程度です。

 

では2-4モノ