トウメイを活かし
メッセージを刻み
モノを仕立てる


ABOUT
私たちはどこにでもある小さな工場ですが、他でやらない表現で提案できる会社です。
それは最先端の技術ということではなく、クワバラでしか出来ない、モノやメッセージを仕立てる仕事です。
なんでも出来るわけではありませんが、自分たちが培ってきた技術と経験をつなぎ合わせて、
一番良いと思うカタチを提案していきたいと思っております。
安くて、早く、大量をお求めであれば、優れた企業はたくさんあります。
もし、そうでない少し変わったものを、どうすればより美しく伝えられるのかとお困りの時は
ぜひ私たちにご相談ください。
一緒になって、面白がってモノづくりをしていけたらとても嬉しいです。
SERVICE
機械彫刻
彫刻といっても版画や彫像ではなく、さらには芸術品でもありません。
屋内外で酷使される機械や操作盤のスイッチ名や目盛り類、身近なところでは名札などの「文字や線」を彫る。それを「銘板彫刻」と呼びます。
アクリルや金属の板に文字や線を刻み、様々なサインや表示を施す製品を主に作っています。
アクリル加工
アクリルは透明を主とした樹脂素材です。
透明といえばガラス。よく比較されますが、「アクリルはガラスより透明度が高い」とも言われています。その透明度の魅力が遺憾なく発揮されるのは端面で、この部分を活かした設計を得意としています。
材料を加工し磨き上げたものを組み、立体にし、小さなモノからディスプレイまで様々な受注生産、提案製作を続けています。
WORKS
新しい生活様式に心遣いを part 1
Client:-
size:W450×D180×H600㎜ typeL
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:「感染防止対策に必要な設備整備支援」の補助金対象商品ものづくり
アクリルが必要な世の中になりました。それは実用的な部分が大きく、もちろんそれも良いのですがその中でアクリルの透明度でストレスが少ないとの声を頂きました。人と人との間には何も仕切りが無い方がよいのは当たり前ですがこれからの生活にはある種必要となってくる心遣なのかもしれません。
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新しい生活様式に心遣いを part 2
Client:-
size:W450×D180×H600㎜ (typeL)
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:「感染防止対策に必要な設備整備支援」の補助金対象商品ものづくり
たとえばカフェやレストラン、ただ食べたりコーヒーを飲んだりするだけの為に行くのではなく、その場所の雰囲気や世界観を同時に味わいに行くものだと感じています。そんな空間にも邪魔にならず手軽に使えるものを考えてみたいと思いました。
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新しい生活様式に心遣いを part 3
Client:-
size:W450×D180×H600㎜ (typeL)
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:「感染防止対策に必要な設備整備支援」の補助金対象商品ものづくり
これから人と人とが会う時や何処かに出かける際に選ばれる場所は、今まで通りよりも来る人の気持ちを考え安心を取り入れた空間を提供することがとても大事になってくるように思います。
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新しい生活様式に心遣いを part 4
Client:-
size:W700×D303×H750㎜ (typeH)
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:「感染防止対策に必要な設備整備支援」の補助金対象商品ものづくり
「自分がもしその立場だったらどう考えるだろう」ただ要求されるものを作るだけではなく、自分の作りたいものを作るだけでもない、そんな心遣いをカタチにしたものづくりをしていければいいように思います。
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新しい生活様式に心遣いを part 5
Client:-
size:W450×D180×H600㎜ (typeH)
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:「感染防止対策に必要な設備整備支援」の補助金対象商品ものづくり
とは言え、ものは物でしかなく、どう作ったかは作り手の勝手な思いでしかありません。一番良いのは使ってくれる方が「気兼ねなく思いっ切り使い倒せる」の方が、ものは物としての寿命を全うできるのかもしれないとも思っています。
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新しい生活様式に心遣いを part 6
Client:-
size:W450×D180×H600㎜ (typeH)
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:「感染防止対策に必要な設備整備支援」の補助金対象商品ものづくり
今回の飛沫感染防止パネルは求められたものをクワバラらしく捉え「より使いやすく」「手軽に組立られ」「邪魔にならない」を取り入れた作品です。興味を持ってくれた方々に届いていくのがとても幸いに思っています。
End
Protect your Mind(飛沫感染防止パネル) part 1
Client:長岡市(アオーレ長岡、各支所等)
size:W1300~500×D400~300×H800~600㎜
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:飛沫感染防止パネル「新型コロナウィルス対策アクリル自立式スクリーン」
初めて連絡頂いたのが3月の終わりくらいだったと思います。「アクリルでこんなものはつくれますか?」といったくらいの内容です。そこから数日たち実際に現場をみてほしいとのことでした。実際に4月に入ってからは社会的にも新型コロナウィルスに対しての報道がどんどんと不安な情報へと変わっていった状態でした。これは緊急を要するものと感じ、最初の現場を見にいった帰りにだいたいのプランをたて方向性を瞬時に決め次回の打ち合わせには試作を持参し実際に合わせたりその場の声を聞いてみることにしました。
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Protect your Mind(飛沫感染防止パネル) part 2
Client:長岡市(アオーレ長岡、各支所等)
size:W1300~500×D400~300×H800~600㎜
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:飛沫感染防止パネル「新型コロナウィルス対策アクリル自立式スクリーン」
持って行った試作はアクリル6tで作られたとても頑丈なもの、重さも約10㎏程度でちょっとやそっとのぶつかり方ではびくともしない作りになりました。実際にもっていって話を聞いてみると重さや厚みによる怖さがあるとの意見を頂きました。正直、我々の中には無い発想です。確かに冷静に考えてみるとアオーレ長岡の市役所内で働いてる方は女性が多く、対してクワバラは男性のみで考え作っての試作でしたので怖さに対する捉え方が全く違うことに気付きました。大事なのは現場で使う方々の気持ちです。そこから現場の声をより多く取り入れたものの考えに変わっていきました。
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Protect your Mind(飛沫感染防止パネル) part 3
Client:長岡市(アオーレ長岡、各支所等)
size:W1300~500×D400~300×H800~600㎜
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:飛沫感染防止パネル「新型コロナウィルス対策アクリル自立式スクリーン」
そこから現場の採寸です。一つ一つ測りその場の人の声を反映していくと完全なオーダーメイド品となってしまい種類も金額も様々なものとなってしまいました。流石にそれでは話は通りませんし、クワバラとしてもそのやり方ではいつ終わるのかわからないくらの手間と時間がかかってしまいます。数種類の規制の型を作りそれでも難しい場合は変形型とし対応するカタチとなっていきました。
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Protect your Mind(飛沫感染防止パネル) part 4
Client:長岡市(アオーレ長岡、各支所等)
size:W1300~500×D400~300×H800~600㎜
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:飛沫感染防止パネル「新型コロナウィルス対策アクリル自立式スクリーン」
今回のスクリーンの形はL字の足二枚に正面板をボルト止めした組立式で取り替え可能なものです。アクリルは安いものではありませんし加工も手作業で手間がかかってしまいます。その為、安く使い捨てというよりも長く使えるものとの願いを込めてつくりました。勝手な作り手の思いでしかありませんが、自分達の作ったものが多くゴミになっていくのはどうしても受け入れられませんでしたので、先のことを考えたものづくりとなりました。もちろん強制でもなんでもありませんので後は使って頂く方々の判断にお任せするものであります。
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Protect your Mind(飛沫感染防止パネル) part 5
Client:長岡市(アオーレ長岡、各支所等)
size:W1300~500×D400~300×H800~600㎜
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:飛沫感染防止パネル「新型コロナウィルス対策アクリル自立式スクリーン」
このアクリルスクリーンは端面を磨きません。その手間をかければ時間もかかりますし金額も上がってしまいます。もちろん求められていないいことをする必要もありません。ただ切りっぱなしですとどうしてもノコ目が出てしまいます。そこに電動カンナで仕上げればある程度は綺麗になります。しかしあまり納得いくものではありませんでした。そこで今回は小刀で薄く削る方法で仕上げました。大工さんが鉋で綺麗に仕上げるイメージです。透明と白のコントラストはとても品よく、またアクリルスクリーンを認識しやすくする役目にも繋がります。その代償としては圧倒的な手間と毎日やり続けた末の筋肉痛がセットでプラスされていきます。
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Protect your Mind(飛沫感染防止パネル) part 6
Client:長岡市(アオーレ長岡、各支所等)
size:W1300~500×D400~300×H800~600㎜
Materials:アクリル透明3t
Year:2020
Concept:飛沫感染防止パネル「新型コロナウィルス対策アクリル自立式スクリーン」
今回多くのアクリルスクリーンを作らせて頂きましたが、アクリル材自体が品薄状態で選べる余地も無く、在庫のあるもの生産ができたものを瞬時に注文していくしかありませんでした。正直いつになったら全て完納するのか読めない状態です。更に手間のかかる加工法ですのでクワバラ全体で一丸となって挑みました。加工をメインとする人、全体を管理しまとめる人、納品し組み立てる人と分担しよりスムーズに動けるような対策をとりました。ここまで全員が一つのことに向かって動けたのは初めてのことだったと思います。その甲斐あってかなんとか予定より少し早く収めることができました。市役所の方々のご協力、色んな方々の繋がり、スタッフ一人一人の頑張りが、ひとつの実を結んだ結果だったのではないかと思っています。
ありがとうございました。
End
Take Pride / Keep one’s Pride part 1
Client:㈱丸菱電子
size:W270×D270×H6㎜ ×28セット
Materials:アクリル透明3t、銅板0.1㎜、写真撮影、賞状編集
Year:2020
Concept:技能検定合格証書を社員の写真と共に飾る
㈱丸菱電子さんは熱処理をやられてる会社です。熱処理とは金属に焼きを入れて冷やし、より硬くすることと教えて頂きました。日本刀を作るときのイメージです。色んな重要部品に使われています。その技術を繋げていくための技能検定、その合格証書がたくさん額縁に入れられ保管されていました。事務所の改装前は飾られていたのですが改装後はどうするかを考えられてたようです。そこで今回の依頼は賞状だけ飾っても場所をとってしまいわかりずらいので、顔写真と一緒に飾ることで、来客した方にも知ってもらい、社員の方にも誇りを持ってもらい、同時に誇りを持ち続けてもらいたいという南社長の思いをカタチにする壮大な企画でした。
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Take Pride / Keep one’s Pride part 2
Client:㈱丸菱電子
size:W270×D270×H6㎜ ×28セット
Materials:アクリル透明3t、銅板0.1㎜、写真撮影、賞状編集
Year:2020
Concept:技能検定合格証書を社員の写真と共に飾る
丸菱電子さんのグループ会社の㈱橘技研さんは銅を加工して高周波焼入れ装置等を作られています。その銅素材を今回のディスプレイに活かすのも大事な一つでした。色んな課題が山積みで頭がクラクラしてきましたが、今回からクワバラの中の仕組みを考えなおし各役割を明確にすることで各々がスムーズに動けるようなカタチになりつつあるようになりました。
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Take Pride / Keep one’s Pride part 3
Client:㈱丸菱電子
size:W270×D270×H6㎜ ×28セット
Materials:アクリル透明3t、銅板0.1㎜、写真撮影、賞状編集
Year:2020
Concept:技能検定合格証書を社員の写真と共に飾る
まずは肝心なディスプレイデザイン、今回も重さは結構なカギとなりどう飾るかが難しいところでした。しかも銅板をどこに取り入れ賞状をどう飾るのかに頭を悩ませました。ただ今回からMARUYAMA DESIGN officeの丸山さんを主として考えたのでスムーズに進めたように思ってます。一人が一つづつのディスプレイでそれが一個一個繋がって㈱丸菱電子さんとなっていく、そんなイメージになったと思ってます。
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Take Pride / Keep one’s Pride part 4
Client:㈱丸菱電子
size:W270×D270×H6㎜ ×28セット
Materials:アクリル透明3t、銅板0.1㎜、写真撮影、賞状編集
Year:2020
Concept:技能検定合格証書を社員の写真と共に飾る
次に写真撮影。全部で24人分の撮影を二日間、AK PHOTOの小坂さんにお願いして行われました。一人一人その現場で作業風景を撮影しましたので、それぞれの個性を出せたのではないかと思ってます。その場その場でその人の良さの一場面を切り取るのはなかなか大変な作業だったと思います。作業の内容、意味を聞き更にその人の性格的なものをつかみながら撮影に臨んでる姿は、流石プロのカメラマンだなと思いながら見ていました。
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Take Pride / Keep one’s Pride part 5
Client:㈱丸菱電子
size:W270×D270×H6㎜ ×28セット
Materials:アクリル透明3t、銅板0.1㎜、写真撮影、賞状編集
Year:2020
Concept:技能検定合格証書を社員の写真と共に飾る
今回は薄い銅板をアクリルに張り付ける加工に挑みました。そのままですと銅板が綺麗すぎて輝いてしまっているので熟練技術に合わせるように銅板にも経年変化加工を加えました。一つ一つが違った表情になるようクワバラのスタッフ総動員で一個一個仕上げていきました。そこにMARUYAMA DESIGN officeの丸山さんの編集した賞状+写真を挟み込むと、非常に味わい深い雰囲気がでてとても良いものになってきたと実感しました。
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Take Pride / Keep one’s Pride part 6
Client:㈱丸菱電子
size:W270×D270×H6㎜ ×28セット
Materials:アクリル透明3t、銅板0.1㎜、写真撮影、賞状編集
Year:2020
Concept:技能検定合格証書を社員の写真と共に飾る
最後に写真の菱形プレートです。単純に丸菱電子さんの名前に丸と菱の二つのカタチが入っていますので一つ一つを繋ぎ合わせていくものは丸と菱形でありたいと思っていました。そこに丸菱電子さんのロゴマークを入れることでより深い繋がりとなり「誇りを持つ」に繋がっていければとの思いでつくりました。このロゴと270×270のアクリル板のロゴはレーザー彫刻になります。今のレーザーはとても綺麗に字を彫刻するので時間の短縮や様々な用途に使い分けられると勉強になりました。古くからの技術+新しい技術+クワバラにない技術が組み合わさった一つのカタチとして表現できた作品だったと思ってます。
End
Connection to the past part 1
Client:坂井建設株式会社
size:W380×D58×H119㎜
Materials:アクリル透明15t、木製台座(ウォルナット)
Year:2019~2020
Concept:ロゴプレートを玄関に
DETAIL HOMEロゴの彫刻プレートです。アクリルは15tで端面の磨きを際立たせ、彫刻を立体的に彫ることで存在感を表し、ウォルナットの台座で柔らかさを出してみました。ここからクワバラとして初めてアクリル以外とのコラボに挑戦しました。
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Connection to the past part 2
Client:坂井建設株式会社
size:W380×D58×H119㎜
Materials:アクリル透明15t、木製台座(ウォルナット)
Year:2019~2020
Concept:ロゴプレートを玄関に
アクリルと異素材。もともと興味がありましたが専門的な知識がなく踏み出す勇気が出なかったというのが言い訳です。実際この場合で台座がアクリルですと「冷たい」「固い」印象になってしまいます。それはそれで良い場合もありますがDETAIL HOMEさんはハウスメーカーですので木を使いたいと思いましたし、木を使うことで色合いも良くなるのも使った理由の一つです。
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Connection to the past part 3
Client:坂井建設株式会社
size:W380×D58×H119㎜
Materials:アクリル透明15t、木製台座(ウォルナット)
Year:2019~2020
Concept:ロゴプレートを玄関に
以前は木を使った雑貨を作っていましたが、どこか物足りなさを感じていました。それはアクリルに対しては長年の経験による「思い」や「やり方」があるのですが、木の加工には正直それが無く形にはなるけど深みが無い、そんな思いでした。それを今回は去年からパートナーとして一緒にやっているMARUYAMA DESIGN officeの丸山さんに木の部分をお任せしてます。丸山さんは木工を主とした方ですので今まで足りてなかった木の部分に対する「思い」や「こだわり」がプラスされ相乗効果として表れたと感じています。
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Connection to the past part 4
Client:坂井建設株式会社
size:W405×D50×H98㎜
Materials:アクリル透明8t、木製台座(ウォルナット)
Year:2019~2020
Concept:Welcomeプレートを玄関に
Welcomeを抜き文字で製作したものです。当初はレーザーで抜いたものを木の台座に付ける予定でしたが、出来があまり納得いかず急遽切削加工に切り替えました。その分加工の時間は異常にかかりましたし、金額も当初よりは上がってしまいましたので少し迷惑をかけてしまった作品ではありますが仕上りは雲泥の差だと思います。
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Connection to the past part 5
Client:坂井建設株式会社
size:W405×D50×H98㎜
Materials:アクリル透明8t、木製台座(ウォルナット)
Year:2019~2020
Concept:Welcomeプレートを玄関に
この写真ですとわかりやすいかと思うのですが、正面が透明で端面が透明ですとそれはもはや透明でしかないので、認識するのが難しくなってきます。ですので敢えて端面は透明には仕上げず、白いすりガラス状にしておくことで字としてハッキリ認識できるようになりますし、透明と白のコントラストが美しく表現できるものだと考えています。
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Connection to the past part 6
Client:坂井建設株式会社
size:W841×D594×H2㎜
Materials:アクリル透明二色板2t
Year:2019~2020
Concept:社是、経営理念を銘板にて
ラストは社是、経営理念銘板です。もともとこれが出来るかというところからスタートでした。ポスターのように壁に貼っておくだけですと少し物足りないと感じられてた坂井社長に、20年ぶりにお会いしたときに頂いた依頼です。イメージとして見せてもらった画像は透明に黒文字のものでした。それも良かったのですが貼る場所が限定されるものとなってしまいます。そこで考えたのが白字黒文字銘板です。考えたと言うよりは原点に戻っただけのことでしかありません。このスタイルで50年近くやってきた会社ですのでもっとも基本てきな作品となりました。ただ大きさがA1サイズですのでどう見せるかを大事に、シンプルで押し付け過ぎず品のあるものになるよう心掛けました。
End
Acrylic Building part 1
Client:㈱大菱計器製作所
size:W878×D300×H560㎜
Materials:アクリル透明30t、20t アクリルパイプ
Year:2019
Concept:新商品の展示会用ディスプレイ
ロールプロフィール測定器のデモとして依頼を受けました。
全体で約30㎏。
当初は金属製ローラをアクリルで支えるところからのスタートでしたので耐荷重を踏まえつつ、アクリルでどうカタチにするかが問題でした。
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Acrylic Building part 2
Client:㈱大菱計器製作所
size:W878×D300×H560㎜
Materials:アクリル透明30t、20t アクリルパイプ
Year:2019
Concept:新商品の展示会用ディスプレイ
20㎏の金属製ローラを支えるとなるとアクリル自体が相当の重量になるため最終的にアクリルパイプに変更させて頂きましたが、アクリル自体もそれなりの重さがある為、総重量約30㎏となりカタチも建築的イメージとなりました。
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Acrylic Building part 3
Client:㈱大菱計器製作所
size:W878×D300×H560㎜
Materials:アクリル透明30t、20t アクリルパイプ
Year:2019
Concept:新商品の展示会用ディスプレイ
図面段階では重さは感じませんので問題なかったのですが、いざ製作に入りますと全てが重く大きい部品ばかりでしたので緊張感は常にMAXの状態が続いていたことを覚えています。
ちなみに当時、横板の一枚を失敗してしまい今も社内にあるのですが、それを見ると今でも切ない気分に陥ります。
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Acrylic Building part 4
Client:㈱大菱計器製作所
size:W878×D300×H560㎜
Materials:アクリル透明30t、20t アクリルパイプ
Year:2019
Concept:新商品の展示会用ディスプレイ
今回大事なのはローラとローラの隙間が50㎜であるというところでした。その狭い隙間でも計測できるのが今回の商品の売りになる部分です。その隙間をKeepするためにも厚いアクリルを使うべきと判断したのを覚えています。何せアクリルは温度で曲がったり、重さで変形したりは当たり前の素材ですので建築物としてはなかなか難しいものがあります。
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Acrylic Building part 5
Client:㈱大菱計器製作所
size:W878×D300×H560㎜
Materials:アクリル透明30t、20t アクリルパイプ
Year:2019
Concept:新商品の展示会用ディスプレイ
このディスプレイは組立式です。アクリルにタップを立てボルトで締めて組み上げます。金属や木製よりもアクリルは傷の付きやすい性質ですので組立もとても気を使います。一人ではなく二人以上での組み立てをお勧めします。デリケートな部分ばかりを紹介してしまい良い部分がお伝えできてませんでいたが、見た目の圧倒的存在感はピカイチではないかと自負しております。すべてが透明であることと光に照らされた時の煌めきは見るものを魅了するのではないかと思っています。
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Acrylic Building part 6
Client:㈱大菱計器製作所
size:W878×D300×H560㎜
Materials:アクリル透明30t、20t アクリルパイプ
Year:2019
Concept:新商品の展示会用ディスプレイ
今回のディスプレイは素材をアクリルだけで製作する物の限界に挑戦させて頂けたと思っています。たぶん今でしたら他の素材を取り入れたり、もっと違った提案をするだろうと思います。単純にもう作りたくないという気持ちもありますが、それ以上にその時その状況でしか作れないモノということを感じさせてくれる作品になっていると思いました。
株式会社大菱計器製作所 島津社長の心意気に大変感謝致しております。
End
FAQ
機械彫刻であれば3D彫刻で立体的に彫って価値のある記念品やお祝い品を製作しています。アクリル加工であればディスプレイ、試作品、実験用品などの立体物を製作しています。求められる必要度によってデザインを考え、加工方法を決めてより良いものを提案しております。
数量に限らず価値のあるものを製作することを心がけておりますので、1個からでも大丈夫です。作り上げていく過程も一緒に楽しんでいけたら嬉しく思います。
簡単なイラストに寸法の入ったものや電話、メール等のやり取りでも可能です。案件によってはお伺いする場合もございます。
- ご相談の内容にもよりますが、通常2週間程度いただいております。
大丈夫です。
可能です。ただ安いものではありませんので本当に欲しいものやどうしても他にないようなものを頼まれた方が良いのかもしれません。お互いにとって一番良いカタチになることを心がけています。
ショールーム兼打ち合わせ室を自分達で改装してつくりましたので色んな方々に来て頂きたいです。工場見学は、ご連絡をいただければ対応いたします。
COMPANY
会社名 | 株式会社クワバラ |
---|---|
所在地 | 〒940-2039 新潟県長岡市関原南1丁目4346番地 |
TEL/FAX | 0258-46-6013/0258-46-5636 |
会長 | 桑原 勇 |
代表取締役社長 | 桑原 昭治 |
資本金 | 1,000万円 |
設立年月 | 昭和55年1月 |
取引銀行 | 北越銀行/第四銀行 |
事業内容 | 銘板彫刻/アクリル加工品の製造 |
1971年(昭和46年) | 現会長が自宅隣の小屋で彫刻機1台で個人でスタート |
---|---|
1972年(昭和47年) | 借地、借家で機械彫刻業を創業 |
1979年(昭和54年) | その後順調に経営が進展したため別の場所に工場を移転 |
1980年(昭和55年) | 有限会社クワバラ彫刻として法人化 |
1982年(昭和57年) | 現在地に工場移転 |
1990年(平成2年) | 株式会社クワバラに変更 |
1991年(平成3年) | 現社屋落成 |
2013年(平成25年) | 桑原昭治が代表就任 |
CONTACT
携帯電話のメールアドレスでお問い合わせいただく場合は@kuwabara-kk.comからのメールを受信できる様、ドメイン設定を解除していただいた上でお問い合わせください。
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