ものをつくる時に
全体として考えるか
部分的に考えるかは
ぜんぜん違ってくると思う
部分は一つに集中してやれるが
全体は文字通りものの全部を把握し想定して
考えなければならない
先ずは
1. 見た目を決めて
2. 素材を決めて
3. 仕組みを決めて
4. カタチとして成立するか
5. 耐久性は大丈夫なのか
6. 重さは大丈夫なのか
7. 組み立てられるのか
8. そもそもこれカタチとしてどうなんだろうか
1~8が無限ループのように頭を巡っていきます
絵で出来たものをカタチにすると
そこには重さが加わり
平面から立体に変わり
重力がそこにかかって
頭の中もゴチャゴチャになって
さてどうするかなとわからなくなり
一回現実から離れてみたりします
それでもどこかの頃合いで判断して
つくり上げなければならないわけです
そんな
悩みながらつくっていても
やっぱり仕上がった時は”良いな”って
思ってしまいます
あとは頼んでくれた方が喜んでくれるかです
使いやすいといいな
人が見てくれるといいな
長く使ってもらえるといいな
またなにか頼んでくれたらいいな
なんてことを繰り返し
考えながら
一個一個
モノを仕立てています