クワバラは住宅街の一角にあります
30年以上まえからこの場所にあります
いわゆる町工場というものです
だいたいどこの工場も初めは住宅街から
スタートして会社の発展とともに手狭に
なり別の場所に大きな工場を建てていく
ものかなと思います
仕事が増え
人も増え
設備も多くなり
建物も大きくなる
といった感じです
自分が会社に入ったときは
24年前くらいで
バブルが崩壊しどんどん
仕事が減少していく
最中だったと思います
人が増えることは
無かったですし
設備もほぼ変わらない
状況でした
だから
あまりこの会社が好きでは
ありませんでした
良かったイメージは
無いですし
辛いことの方が
多かったからだと思います
建物は古く
昭和の会社感が強く
とてもいい部分が
見えませんでした
できれば引越したいくらいに
でも去年の暮れに
事務所を自分達で改装して
空間を変えただけで少し
見え方は変わりました
中が良くなると
外の景色も綺麗に
見えるようになり
まわりも静かで
悪くない感じに
思えてきます
更に最近
色んな人に来てもらう
ようになると
「いい場所だね」と
言われるようになりました
場所は30年以上前から
変わってないのに
不思議なものです
変わるべきは
自分自身だったんだろうなと
思います
周りがどうとか言う前に
自分をどうにかしなくては
だったんだなと思います
今日はふと
そんなふうに思いました